どうして不動産投資が必要なのか
私の考える結論は一般人がレバレッジ(借金)を使うには不動産しかないから
になります。
優秀な一部の人は自分のアイデアで
起業したりして融資を受けることが出来るのでしょうが
私のような資産、アイデアの無い人にはハードルが高いです。
不動産投資では本人の審査もありますが
アパートなどの収益物件はそれ自体が担保になりますし
銀行も破綻率の少ない不動産融資には積極的です。
なぜレバレッジ(借金)が必要なのかというと資産を増やす初期での
優秀な加速装置になるからです。
例えば3000万円のアパートを融資を受けて買ったとしましょう。
借金もありますが私は3000万円のアパートを買えましたよね。
当たり前の事だと思いますか? 私はとても驚くべき事だと思います。
なぜなら貯金で3000万円貯めるには4000万くらい稼ぐ
必要があるからです。給料からは税金や社会保険料が天引きされますから。
所得税や社会保険料は累進課税なので個人の収入によりますが
私はザックリ30%くらい強制天引きされています;;
3000万円を給料からの貯金で貯めれるでしょうか?
何年かかるのでしょうか?
この現実を考えると融資を使わず自分のお金を使う不利さが分かります。
私も借金は怖いものだと幼少期から教えられて素直に
信じていましたが投資を学ぶと半分正解・半分間違いだと
気付きました。
借金にはいい借金と悪い借金がありました。
いい借金とは金利が安く収入を生み出すものを買う場合
悪い借金とは金利が高く消費で消えていくものを買う場合
収入を生むものとはアパート・マンション・事業などですね。
家賃収入を生んでくれる良いアパートを持てれば返済は自分でしなくても
回っていきます。返済が終われば土地と古くなった建物は
当然ですが自分のものです。これもとても驚きですが真実です。
自分の力だけでなく他人の力(家賃収入)も使うことが出来るのです。
日本を代表するトヨタも借金のレバレッジを
使い事業を行っています。総資産に対して自己資本は40%くらい
半分以上を融資で増やして莫大な利益を生んでいます。
当たり前のことですがお金は無限に増えていくのに対して時間は有限です。
限られた自分の人生の時間を考えると融資を利用した
不動産投資が必要だと考えるようになりました。
どうやって不動産投資を始めるのか
とても良い事ばかり書いてきましたが当然メリットもあれば
デメリットもあります。
メリットは融資が使えて返済は自分でしなくても良いことなのですが
デメリットは簡単には始められない事です。
理由は物件を買うには頭金と諸費用と信用と知識が必要だからです。
頭金は物件価格の10%、諸費用は物件価格の7%くらいです。
購入後の突発的な修繕や退去などに備える為に物件価格の3%くらい。
合わせると物件価格の20%くらい3000万円の物件なら600万くらいです。
私はコツコツ行っていた自社株積み立てを売却して用意することが出来ました。
信用とは銀行では個人属性というものを重視しています。
不動産投資は長期にわたって返済していくものなので個人が信用出来る人なのか
収入はどれくらいあるのか・勤続年数などを確認します。
銀行の立場になれば当然ですよね。見ず知らずの人に大金を
長期で貸すわけにはいかないでしょうから。
一般的に【世帯年収500万以上 自己資金1000万以上 勤続5年以上
50歳以下 他に借金無し】
が良い個人属性といわれます。
デメリットが多くハードルが高いですよね。
逆に言うとそれが参入障壁になっている部分もあります。
例えばこのブログですが無料ブログなどを使えば
誰でも直ぐに始めることが出来ます。ですが参入障壁が無いため
大勢の人・ブログが乱立してパイの奪い合いとなっています。
私が最初は株式投資からと言っているのは
不動産にはこの参入障壁があるからです。
私も20代の時に銀行に不動産融資をお願いに行きましたが
あっさりと門前払いを受けましたw
なので地味ですが会社員としてしっかりと働き知識を付け株式の複利で
最初の資産を作りその一部を使い不動産投資のレバレッジ(借金)を使う。
両手に複利とレバレッジの武器を持てれば資本主義ゲームは楽になっていきます!
この高い山を越えて不動産投資を始める事が出来ればゴールが
見えてきます。
FIREは確かに甘くなく全員が達成出来るとは言い切れません。
けれどFIREの目標が達成出来なくても失うものは無いし
むしろ投資能力・節約能力が上がり資産も増えているでしょう。
自分のペースでいいと思います。途中の景色も楽しみましょう!
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